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ネットまもりノート

Wi-Fi と VPN

自宅の Wi-Fi ルーターの設定を見直す手順:総務省の簡易マニュアルで1つずつ

更新
アンテナが4本ある白い Wi-Fi ルーター

この記事で分かること

家の Wi-Fi ルーターは、置いたままになりがちです。総務省の「自宅Wi-Fi利用者向け 簡易マニュアル」(令和7年2月版)に沿って、管理用のパスワード・暗号化の方式・ファームウェア・サポートの期限など、見直す所を順番に並べました。

家の Wi-Fi ルーターは、一度つないだら何年もそのまま、ということが多い機器です。令和8年版の情報通信白書は、適切な対策をしないと、無線 LAN の機器を踏み台にした攻撃や情報を盗まれる被害を受けるおそれがある、と説明しています。

この記事では、総務省の「自宅Wi-Fi利用者向け 簡易マニュアル」(令和7年2月版)に書いてあることを、見直す順番に並べ直しました。むずかしい言葉には短い説明を付けています。

最終確認:2026年10月29日(公的な資料と突き合わせた日)。ルーターの設定の画面や項目の名前は、メーカーと機種によって違います。設定するときは、お使いの機種の説明書かメーカーの公式のページで確かめてください。

1. はじめに:設定の画面とサポートの期限を確かめる

見直しは、ルーターの「設定の画面(管理画面)」で行います。開き方は機種ごとに違うので、本体のラベルや説明書、メーカーの公式のページで確かめてください。

あわせて、簡易マニュアルは次のことを案内しています。

  • メーカーのサイトなどで、使っているルーターの サポートの期限 を確かめる
  • サポートの期限が切れていたら、買い替えを考える

簡易マニュアルは、サポートの期限を過ぎると、問い合わせやファームウェア(機器の中で動くソフト)の更新などの対応がされなくなり、新しい弱点(脆弱性)が見つかっても対策されないため、攻撃を受けるおそれが高まる、と説明しています。まず期限を確かめてから、次の章に進むと手間がむだになりません(当サイトの整理)。

2. 管理用のパスワードを変える

ルーターには、Wi-Fi につなぐためのパスワードとは別に、設定の画面に入るための「管理用のパスワード」があります。簡易マニュアルの案内は次のとおりです。

  • 管理用のパスワードが、機種で共通の初期の値のままなら、すぐに変える
  • 他人に推測されにくいものにする

中古のルーターを使うときは、使う前に 初期化 するよう案内しています。

3. 暗号化の方式を選ぶ

Wi-Fi の通信は、暗号化の方式(セキュリティの方式)を選んで守ります。簡易マニュアルの案内を表にしました。

見る所手引きの案内
方式WPA2 か WPA3 を選ぶ。機器が両方に対応していれば WPA3
種類「パーソナル」と付く方式を選ぶ
WPA2 で TKIP と AES を選べるときAES を選ぶ
使わない方式WEP、WPA、暗号化なし

簡易マニュアルが WPA3 を勧めているのは、ルーターとつなぐ機器が どちらも WPA3 に対応しているときです。WPA3 に対応していない機器をつなぐときの設定のしかたは、ルーターとその機器の説明書や、メーカーの公式のページで確かめてください。

4. 暗号化のキー(Wi-Fi のパスワード)と SSID を見直す

暗号化のキーは、Wi-Fi につなぐときに入れるパスワードです。簡単なものになっていたら、推測されにくいものに変えるよう案内されています。

SSID は、Wi-Fi の名前です。簡易マニュアルは次のように案内しています。

  • 名前や部屋の番号など、だれの家か分かる名前にしない
  • スマートフォンのテザリング(スマートフォンを Wi-Fi の親機にする機能)で、端末の名前が SSID になる機種では、名前や電話番号などが入らないように気をつける
  • SSID がいくつかあるときは、それぞれ要るかを確かめる。要らないものは止め、要るものは正しい暗号化の方式にする

暗号化のキーを変えると、家の中のスマートフォンやパソコンなどをつなぎ直す手間がかかります。家族がいるときは、変える日を先に伝えておくと混乱が少なくなります(当サイトの整理)。

5. ファームウェアを新しくする

簡易マニュアルは、ファームウェアを 最新の版に更新 し、自動で更新する機能があれば有効にするよう案内しています。

6. 使わない機能を切る

ルーターには、家の中で使うだけなら要らない機能もあります。簡易マニュアルは、使わない機能は無効にするよう案内し、例として次のものを挙げています。

  • インターネットの側から設定の画面に入る機能
  • 自動で設定する機能(UPnP)
  • DMZ
  • DDNS
  • VPN

どれを使っているか分からないときは、無理に切らずに、メーカーの公式の窓口や説明書で確かめてから設定を変えてください。

7. ときどき設定を確かめる

簡易マニュアルは、次のことも挙げています。

  • 設定が 勝手に変えられていないか、ときどき確かめる
  • ルーターの VPN の機能を使っているときは、見覚えのない VPN のアカウントがふえていないか確かめる
  • 電波が家の外にもれないよう、出力を調整する(家のまわりを歩いて、電波が届いていないかを確かめる方法がある)
  • 子どもや家族が使うときは、フィルタリングで有害な情報を見られないようにする

8. 見直しのチェックリスト(当サイトの整理)

印を付けながら進められるよう、ここまでの内容を1枚にまとめました。画面で「はい・いいえ」を選んで確かめたいときは、わが家のネットの守り 点検表も使えます(答えはどこにも送りません)。

順見る所できたら
1サポートの期限(切れていたら買い替えを考える)□
2管理用のパスワードが初期の値のままでない□
3暗号化の方式が WPA3 か WPA2(AES)、パーソナル□
4暗号化のキーが推測されにくい□
5SSID にだれの家か分かる言葉がない/要らない SSID は止めた□
6ファームウェアが最新/自動の更新が有効□
7使わない機能(外からの設定・UPnP・DMZ・DDNS・VPN)を確かめた□
8次に確かめる日を決めた□

次に確かめる日の目安は、簡易マニュアルには書かれていません。家族の誕生日や年末の大掃除など、思い出しやすい日に合わせるのが続けやすい方法です(当サイトの整理)。

出典(確かめた日:2026-10-29)

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困ったときの相談先

  • 情報セキュリティ安心相談窓口(IPA)ウイルスや不正アクセスなど、技術の相談
  • 消費者ホットライン 188詐欺のメールや SMS などの消費生活のトラブル
  • 警察相談専用電話 #9110急ぎの事件・事故ではない警察への相談

2026年10月29日に公式のページで確認

書いた人

合同会社HSコンサルティング

家と外のネットの守り方を、国や公的機関の手引きと各社の公式のページで確かめてまとめています

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この記事の下書きと事実の確かめに AI を使い、出典の公式ページと突き合わせています。公開するかどうかは当社が判断しています。